投票先どう選ぶ?「候補者は知らない人ばかり…」 知るための動きも
統一地方選の後半戦の投開票日が迫ってきた。私たちの暮らしに身近な地方議員や首長を選ぶ選挙だが、SNSで情報交換して取材する「#ニュース4U(#N4U)」取材班には、「どう選べばいいのか」「候補者の主張の違いがわかりづらい」といった声が寄せられた。前半戦で投票した人は、候補者をどう選んだのか。#N4Uで意見を募ってみると――。
「県議も市議も候補者は知らない人たちばかり。主張の違いもわかりづらい」。福岡市の女性(66)は前半戦をそう振り返った。「いっそ全員で公開討論会でもやってくれれば……。みんなどうやって選んでいるのでしょう」
千葉市の男性(65)は「地域の課題に取り組む市議の存在は自分にとって身近だけど、県議は遠い。支持政党の候補者に投票したけど、どんな人かわからないまま。モヤモヤした思いが残る」と語る。
9日に投開票された県議選と市議選では、自宅にポスティングされる議会活動の報告書も参考にした。
「活動報告の頻度が高く、丁寧な候補者の好感度は高い。資金面で難しい人もいるとは思うが、全候補が紙資料をもっと投函(とうかん)してくれれば選挙が盛り上がるのでは」
候補者のことがよくわからない――。そんな課題を乗り越えようとする動きもある。
大阪府のイラストレーター…
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- 【解説】
記事にある「国分寺の投票率を1位にプロジェクト」のサイト、すばらしい取り組みだと思います。特によいのは、市議会の議事録と候補者をひもづけ、現職の候補者が議会でどんな発言をしてきたかが簡単にみられるようになっている点です。 議会で発言するこ
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