立憲離党の今井瑠々氏が初当選 岐阜県議選、自民2議席独占ならず

統一地方選挙2023

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 岐阜県議選の多治見市選挙区(定数2)では、2021年衆院選立憲民主党から立候補し、今年1月に自民党入りした無所属新顔の今井瑠々(るる)氏(27)=自民推薦=が初当選した。一方、自民新顔の友江惇氏(36)は落選し、「2議席独占」はかなわなかった。

 今井氏は「地域の皆様の声を聞いて、安心して暮らしつづけられる街を作っていく」と抱負を語った。

 今井氏は前回衆院選で岐阜5区から立候補し、小選挙区の全国最年少候補として注目を集めた。落選後も立憲の同区総支部長を務めていたが1月に突如離党。党籍を自民に変えて県議選に出馬したことから、「裏切り者」などと批判されたが、SNSなどを使って知名度を生かした選挙戦を展開した。

 また、旧民主党系で無所属新顔の判治康信氏(47)が連合岐阜の支援を受けて初当選。1987年から続く非自民の議席を守った。自民公認の友江氏は、党の支援団体や公明党の支援を受けたが及ばなかった。

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