春を彩り140年 造幣局の「桜の通り抜け」 7日から
市田隆
大阪の春を彩る造幣局(大阪市北区)の「桜の通り抜け」が7日から始まる。6日には「特別観桜会」があり、招かれた高齢者や障害のある人たちが色とりどりの桜を楽しんだ。
140年を迎えた今年は140種、339本の桜が約560メートルの並木道に咲き誇る。「今年の花」に選ばれた「松月(しょうげつ)」は東京・荒川堤にあった名桜で、25枚ほどの花弁が最初は淡紅色、次第に白色になるという。この日、福島県伊達市から訪れた女性(83)は「珍しい桜がたくさんで楽しめます」と話した。
一般公開は7~13日。事前申込制で既に定員に達しているが、キャンセルがあれば専用ホームページから申し込める。問い合わせはサポートダイヤル(050・3615・6332)へ。