豪華寝台列車「瑞風」、乗務員が地元に感謝 兵庫県香美町

菱山出
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 JR西日本が運行する豪華寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の乗務員が18日、列車の停車駅になっている兵庫県香美町のJR香住駅で地元の住民と交流した。乗客を歓迎している日ごろの協力に感謝して企画された。

 香住駅には大阪発下関行きの列車が停車し、乗客は専用のバスで、円山応挙のふすま絵で知られる大乗寺を拝観する。駅での停車時には住民が瑞風の小旗を振って出迎えている。

 交流会には列車長の亀井麻未さん(44)ら4人の乗務員と、親子連れらが参加した。子どもたちは子ども用の制服を着て亀井さんらと記念撮影。瑞風オリジナルのハンドタオルなどがセットになったプレゼントも。

 小学1年の瀬戸浦彩菜さんは「おねえさんがかっこいい。瑞風に乗りたい」と笑顔を見せた。亀井さんは「沿線の皆さまが乗客を温かく出迎えていただき、本当に感謝しています」。

 香美町瑞風受入協議会長で酒造会社「香住鶴」会長の福本芳夫さんは「乗客は全国から来ておられ、香住のイメージアップになります」と話した。(菱山出)

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