川上未映子さんの作品が全米批評家協会賞の小説部門で最終候補に

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 英語で出版された文学作品に贈られる全米批評家協会賞小説部門の最終候補5作に、川上未映子さんの「すべて真夜中の恋人たち」(講談社文庫)の英訳版「All the Lovers in the Night」(サム・ベット、デビッド・ボイド訳)がノミネートされた。講談社が1日発表した。日本人作家の作品が小説部門の最終候補となるのは初めて。発表は3月23日(現地時間)の予定。

 全米批評家協会賞は1974年に創設された同協会の主催で、小説、ノンフィクション、伝記、自叙伝、詩、批評の各部門の優れた文学作品に与えられる。小説部門では、過去にトニ・モリスンやジョン・アップダイクらの作品が受賞している。

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