「国会話法」を捕まえろ! 政治家の言葉に潜む本質を問う書籍
まちの本屋から 栗澤順一さん
プロ野球に宗教、そして、政治。
接客の際に避けたほうがいいとされているのが、この三つの話題。主義主張が異なり、会話が交わらず、不快な思いをさせてしまう恐れがあるからです。
そのため、店頭ではこれらに関する書籍は勧めにくいのですが、今回はあえて政治に関する書籍を取り上げてみました。
例えば「遺憾」という言葉。不祥事で大臣が辞職しても、東京五輪・パラリンピックで贈収賄が発覚しても、北朝鮮が弾道ミサイルを発射しても、政治家たちが口にするのは、決まって「遺憾である」。
国内外で性質がまったく違う…
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