ガラスのひな人形展 インテリアにも
伊藤稔
3月3日の「桃の節句」に向け、富山ガラス工房(富山市古沢)で、ガラスでつくったひな人形を展示した企画展「ガラスのお雛様(ひなさま)展」が開かれている。
同工房の作家や県内外の作家計26人が約80点を出品。会場には赤や青色などカラフルで透明感のあるひな人形が並ぶ。部屋に置くインテリアとして栄えるひな人形を紹介するコーナーでは、金や銀で絵付けしたきらびやかな作品や、琥珀(こはく)色のガラスに小さな泡を組み合わせた作品など個性豊かなひな人形が楽しめる。
工房所蔵の若色正太さん(25)は「ガラスの素材の魅力を、作家がそれぞれ作品に落とし込んでいる。見比べてみて、興味をもってもらえれば」と話す。
3月3日まで。入場無料。作品は購入することもできる。問い合わせは、富山ガラス工房(076・436・2600)。