三木亨氏、正式に立候補表明 知事選 年明けにも参院議員を辞職
杉田基
自民党の三木亨参院議員(55)が19日、徳島市内で記者会見を開き、来春の徳島県知事選への立候補を正式に表明した。すでに党県連に推薦を申請しており、年明けにも参院議員を辞職して無所属で立候補する意向という。
三木氏は「誠実・公正な政治を基本姿勢とする」として、特別交付税を巡り、石井、板野、つるぎの3町が県を提訴した裁判に触れ、「疑念を持たれたこと自体が問題だ。(私は)市町村長と連携を密にしながら、県政を進めていく」と主張した。
このほか、企業団地造成による雇用創出や格安航空会社(LCC)路線開設などに取り組むと語った。
三木氏は吉野川市出身。県議を経て2013年の参院選旧徳島選挙区で初当選した。19年参院選は比例区の特定枠で再選しており、任期途中での立候補になることから、県連には否定的な意見が多い。
三木氏は同日、その是非は県民に委ねるべきだとの考えを改めて示した。
知事選を巡っては、自民党の後藤田正純衆院議員(53)も出馬の意向を固めている。現職で5期目の飯泉嘉門知事(62)は態度を明らかにしていない。
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