無人駅に1週間早いサンタさん来た 「そりに乗るのを忘れて」鉄道で

古源盛一
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 関東鉄道常総線の騰波ノ江(とばのえ)駅(茨城県下妻市)に17日、1週間早くサンタがやってきた。鉄道愛好家でつくる「関鉄レールファンCLUB」が、毎年開催しているイベントで、親子連れら約50人が出迎えた。

 無人駅ににぎわいを取り戻そうと始まり、今年で14回目。あわてんぼうのサンタは、そりに乗るのを忘れて常総線を利用する、という設定だ。

 午前11時14分、クリスマスリースをヘッドマークにつけた水海道発下館行きの普通列車(1両編成)が到着。ホームに降り立ったサンタは、子供たちにお菓子を配ったり、記念撮影をしたり。「あわてんぼうのサンタクロース」などのミニライブも開かれた。

 近くに住む粟野翔琉(かける)君(6)と弟の颯斗(はやと)君(4)はこの日、保育園でのお遊戯会でサンタとトナカイを演じた後、駅に駆けつけた。翔琉君は「楽しかった。来週のクリスマスにはゲームもほしい。お願いします」と手を合わせた。

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