大麻由来のてんかん薬、治験で国内初投与 解禁へ法改正の動きも

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市野塊
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 大麻由来の成分を使った医薬品について、英製薬企業の日本法人「GWファーマ」が15日、国内の治験で患者に薬を初投与したと発表した。この薬は海外では「エピディオレックス」と呼ばれて使われている難治性てんかん薬。国内で大麻由来薬が実用化される可能性が出てきた。

 同社によると、治験で対象となる病気は、難治性てんかんのうち、ドラベ症候群、レノックス・ガストー症候群、結節性硬化症の3種。国内に1万~2万人の患者がいると推定される。

 薬には大麻草から抽出した成…

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この記事を書いた人
市野塊
サンフランシスコ支局
専門・関心分野
気候変動・環境、医療、テクノロジー