少年ルパンと次元が昭和で大暴れ 「LUPIN ZERO」配信へ
13歳の中学生のルパンが昭和30年代の東京で大暴れ――。「ルパン三世」の主人公らの少年時代を描くアニメ「LUPIN ZERO」全6話が、16日から配信される。酒向(さこう)大輔監督は「お坊ちゃんの天才少年が『ルパン三世』になるまでの成長物語」と語り、シリーズ構成を担当した脚本家の大河内一楼は「『ルパン三世』になって最初に盗むのは、ただの宝物じゃない特別なもの」と胸を張る。
ネット関連会社「DMM.com」が1日に開始を発表した新動画サービス「DMM TV」の目玉コンテンツ。祖父アルセーヌ・ルパンから盗みの技をたたき込まれたルパン(声・畠中祐)と、傭兵(ようへい)を父に持つ同じ中学の次元大介(声・武内駿輔)が、暴力団の闇取引や米軍絡みの事件に巻き込まれる。
1971(昭和46)年から放送の最初のテレビシリーズのルパンが少年だった頃を想定した。「まだ初代ルパンも生きていそうだし」と酒向。高度成長期、変貌(へんぼう)する東京を駆けるルパンは、祖父の命じるまま泥棒になるか、父の望み通りカタギになるかで揺れる。
「思春期、自分が何者かまだ分からないが、言われたことにただ従うのなんてイヤ。若い観客に、そんな心情に感情移入してほしくて13歳という時期を選んだ」。酒向は大胆にも本作で、たばこを吸い車を運転し銃を撃ち酒も飲む少年のルパンと次元を描く。
「ルパンたちはいいことか悪…
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- 【視点】
ファーストルパンのちゃんとしたサントラが欲しい! これが、酒向大輔監督が「LUPIN ZERO」で故山下毅雄さんの音楽を使った「もう一つの理由」でした。マニアック過ぎて記事には盛り込みませんでしたが、CD「ルパン三世'71MEトラックス」を
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