ロシア軍、大隊戦術群を停止か 「司令官不足の弱点露呈」英国が見解

 英国防省は29日、ロシア軍がこの10年ほどの間に強化してきた「大隊戦術群」(BTG)の展開をこの3カ月でほぼ停止したとの見方を発表した。

 同省によると、大隊戦術群は、装甲、偵察、砲撃や後方支援の部隊が統合された大隊で、ロシアの軍事ドクトリンの重要な役割を果たしていた。

 ところが、大規模な戦闘となっているウクライナへの侵攻では、比較的小規模に歩兵を配置するBTGのやり方が効果的ではないことや、大砲を分散して配置する方法はその数におけるロシアの優位性を十分に活用できないこと、そして、BTGを効果的に活用できる司令官がほとんどいないといった弱点が露呈してきているという…

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