米ツイッターが19日に復活させたトランプ前米大統領のアカウントのフォロワー数が急増している。トランプ氏は現時点では、自らのSNS「トゥルース・ソーシャル」にとどまる意向を示しているが、2024年米大統領選への立候補を表明しており、仮にツイッターに戻れば支持を訴える強力な武器となりそうだ。

　米ツイッターを買収した米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（CEO）は19日、ツイッター上で実施したアンケートの結果だとして、昨年1月の米議会襲撃事件後に「永久凍結」されていたトランプ氏のアカウントを復活させた。

　復活したトランプ氏のアカウントのフォロワー数は20日夜時点で8700万人を超えた。ページを更新すると時折数字が大きく増減する不自然な動きもみられた。投稿は昨年1月を最後に更新されていないが、アカウント上には自らの24年大統領選に向けたサイトへのリンクが張られている。凍結前のフォロワーは約8870万人で、復活したアカウントのフォロワーはその数に近づいている。トランプ氏のトゥルース・ソーシャル上のフォロワーは約460万人にとどまっており、トランプ氏は今後ツイッターに戻る可能性もある。

　一方、トランプ氏のアカウン…