ハリス副大統領「米国以上のパートナーいない」 アジア回帰を強調

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ワシントン=榊原謙
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 タイで18~19日開催のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席しているハリス米副大統領は18日、「インド太平洋地域にとって、米国以上の経済的パートナーはいない」と明言した。地域で台頭する中国を意識した発言だ。東南アジア「軽視」路線だったトランプ前政権時代も踏まえ、「米国はここにとどまる」と述べ、アジア回帰の「本気度」もアピールした。

 この日バンコクで開かれたAPEC関連イベント。登壇したハリス氏は、「私たちの輸出の3割近くがインド太平洋に向かい、米企業は毎年、約1兆ドル(約140兆円)をこの地域に投資している」などと、具体的な数字を挙げながら、いかにバイデン政権がアジアに「コミット(関与)」しているかを強調し続けた。

 背景には、東アジアサミット

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