15センチ走など「ヤゴリンピック」考案 生き物好き小5が最優秀賞

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松浦和夫
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 滋賀県守山市立河西小学校5年、河村優君(11)の自由研究「僕の滋賀県ヤゴ記録とヤゴリンピック」が「メダカと水辺の生き物博士コンテスト2022」(キョーリン主催)で最優秀賞に輝いた。自宅周辺で採取したヤゴを観察。15センチ走など5種目の競技をさせ、種類によって外敵から身を守るために動き方が違うとの結論に導いた。

 コンテストは、観賞魚飼料製造販売会社「キョーリン」(兵庫県姫路市)が2010年から実施。小学生を対象に水辺の生きものに関する自由研究を募り、表彰している。今年は数十点の応募があったという。

 河村君は大の生きもの好きだ。母寿子さん(42)によると、物心がついたころから虫などに興味を持つようになった。図鑑を見たり、川や山でザリガニやバッタなどを取ったり。幼稚園に入ると、生きもののすみかを守るため、地元のNPO法人が実施する川の清掃活動に参加。採取先で顔を合わせた研究者らとも情報交換している。

 今回、研究テーマにヤゴを選…

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