山際氏、自民党のコロナ対策本部長に就任 更迭された4日後に
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が次々と明らかになり、国会答弁などをめぐって10月24日に事実上更迭された自民党の山際大志郎前経済再生相が、同28日付で党の新型コロナウイルス対策本部長に就任したことがわかった。党関係者が明らかにした。
山際氏は教団との多くのつながりを指摘されながら、国会などで不十分な説明を繰り返した。同24日に「後追いの説明となり、結果として政権に迷惑をかけることになった」として閣僚を辞任した経緯がある。
党のコロナ本部長には28日付で就任。岸田政権で新型コロナ対策の司令塔を担った経験から起用されたとみられるが、党幹部の一人は「本人のためにもじっとさせておくべきなのに懲りていない」と、起用を決めた執行部を批判した。
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- 【視点】
一報を聞いて、「えっ?」と思わず声を出してしまいました。旧統一教会との接点に関する対応のまずさから閣僚を退くことになった人物が、大した時間を置かずにただちに自民党の役職に起用される。しかも、広く国民生活に影響があるコロナ対策にあたる党の責任
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