「2030年までに憲法47条を改正」一票の格差是正で自民・森山氏

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磯部佳孝
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 自民党森山裕選挙対策委員長は17日、衆院選一票の格差是正をめぐる選挙制度について「地方からも一定の数の政治家を選べるということを考えると、憲法47条をどう変えていくかということが大事だ」と改正が必要との認識を示した。2030年に実施される国勢調査までに施行する必要があるとの考えも示した。

 森山氏はこの日、福岡市で講演し、現状で憲法違反にならないためには人口比で定数を増減させる「アダムズ方式」が適用される現行方法しかないとの認識を示した。そのうえで「人口だけではなく、地域性のことなどを配慮し、定数を定めることができるように憲法改正を急ぐということが非常に大事なことだ」と、改憲の必要性を訴えた。

 憲法47条は選挙に関する項…

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この記事を書いた人
磯部佳孝
政治部|野党・国会担当サブキャップ
専門・関心分野
国内政治、世論調査