ザポリージャ原発、主要な外部電源すべて失う 予備送電線は稼働
坂本進 星井麻紀
ロシア軍の占領下にあるウクライナ中南部ザポリージャ原発について、国際原子力機関(IAEA)は3日、主要な外部電源との接続をすべて失ったと発表した。予備送電線が機能しており、外部への電力は通じているという。ウクライナ側はロシア軍の砲撃による影響を主張している。
IAEAによると、ザポリージャ原発には外部と電力をやりとりする送電網が主に4系統あり、このうち3系統はすでに遮断。残る最後の送電網は8月25日に一時的に断絶され、2日夜に再び接続できなくなった。ただ、現地入りしているIAEAの専門家が、予備送電線が稼働していることを確認したという。
また、3日夜には、稼働中の…
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