100年前の女学生の装い現代に 来春朝ドラのモデル生んだ町で再現

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今林弘

 植物標本で名高い牧野富太郎博士を生み「文教のまち」としても知られる高知県佐川町と、町内の県立佐川高校が、100年前の女学校の制服と校歌の再現に取り組んでいる。

 「はい、こちらに顔を向けてください」。脚立のカメラマンの視線の先で、三つ編み髪でセーラー服姿の女子生徒たちがポーズを取る。9月1日に発行する町広報誌の表紙の撮影だ。

 町は、牧野氏が来春放送が始まるNHKの朝の連続テレビ小説のモデルに決まり、その故郷としてアピールに取り組んでいる。その中で佐川高校も100周年の節目を迎える。

 町出身で昨年から地域おこし…

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