「娘は暴行で死亡した」遺族が検察に再捜査申し入れ 民事では認定

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 兵庫県芦屋市の有友尚子さん(当時27)が死亡したのは元交際相手の男性の暴行が原因なのに、男性を不起訴としたのは不当だとして、遺族が27日、神戸地検尼崎支部に再捜査を申し入れた。遺族らが男性を訴えた民事裁判で、男性の暴行が原因で死亡したと認める判決が確定したため、不起訴にした事件の捜査に再び着手する「再起」を求めている。

 関係者や裁判資料によると、有友さんは2015年12月28日未明、JR芦屋駅付近の路上で元交際相手の男性と口論になった後、倒れて意識を失い、翌年1月10日に死亡した。脳内に出血がみられたという。

 県警は、有友さんの頭部を殴…

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