JR宇都宮で鉄道グッズ・駅弁の催事 鉄道ファンら集まる
中野渉
【栃木】JR宇都宮駅構内で16日、鉄道グッズや駅弁を販売するイベントが開かれた。宇都宮駅が1885(明治18)年7月16日に開業したことと、このときに駅弁が日本で初めて発売されたとされる「駅弁記念日」を記念し、JR東日本大宮支社が開いた。
宇都宮駅の駅名が入ったキーホルダーや、東北新幹線開業40周年を記念したICカードケース、マグカップなどの鉄道グッズのほか駅弁や釜飯が販売され、鉄道のおもちゃが当たる抽選器も設けられた。
会場では午前10時の販売開始前に鉄道ファンらが列をつくった。宇都宮市内の中学1年、大渕樹生さん(12)は鉄道を撮影するカメラを首から提げて、グッズを買った。「東京の方に行かないと買えないものが多かった。コロナで行きづらかったので、きょうは満足」と笑顔だった。
同市内の宮内昌宏さん(67)はおにぎりやグッズを購入。「鉄道に乗るのも見るのも好き。コロナで旅行に行けなかったが、そろそろ妻と出かけたい」と話していた…