石狩湾の洋上風力「鳥への影響避けて」 札幌市審議会が答申

松尾一郎
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 札幌市環境影響評価審議会(会長・近藤哲也北海道大名誉教授)は15日、石狩湾で計画されている洋上風力発電について、風力発電機の色の選定では景観への影響に加え、コウモリや鳥への影響も避けることなどを求める答申を決めた。市は月内に北海道に提出する。同事業は洋上風力事業会社「INFLUX(インフラックス)」(東京)が進めている。石狩湾沖合に最大で高さ335メートルの風車を108基程度設置する計画。環境アセスメント手続きに沿って、道が市に意見照会していた。

 石狩湾では10件近くの洋上風力発電の計画があるが、環境省は、渡り鳥など生物や景観への影響を極力減らす意見をつけている。(松尾一郎)

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