旭川の夏の風物詩「護国神社祭」3年ぶり開催へ 露店も出店

本田大次郎
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 北海道旭川市に初夏を告げる「護国神社祭」が3年ぶりに開かれることになった。露店も戻ってくる。

 祭りは例年6月、北海道護国神社の慰霊大祭に合わせて、市中心部に近い常磐公園で開かれてきた。350前後の露店が軒を並べ、お化け屋敷やオートバイサーカスなどの小屋もでき、浴衣姿の市民らでにぎわってきた。しかしコロナ禍で2020年から中止されてきた。

 今年は6月4~6日に開催される。コロナ感染が続くことを踏まえ、公園を管理する市と露天商らでつくる北海道街商協同組合旭川支部が協議し、店同士を2メートル離し、出店数を約200店に抑える▽園内を一方通行にする▽午後7時半で営業を終え、8時には消灯する、などの対策を決めた。

 同組合の高橋伯明・旭川支部事業部長は「3年ぶりにお祭りを開くことができ、我々もうれしい。感染対策をしっかりするので、お祭りを楽しんで欲しい」と話す。市公園みどり課によると、感染対策のため、お化け屋敷のような小屋の出店は見送る。(本田大次郎)

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