白河ラーメンどんぶりに詰め込んで新幹線駅にアート
斎藤徹
東北の鉄道の玄関口、JR新白河駅(福島県西郷村)東口に13日、階段アートがお目見えした。名物白河ラーメンのどんぶりに、白河市内の小峰城、西郷村の雪割橋など、駅周辺の県南9市町村の観光名所や文化財を詰め込んだ絵柄だ。
この日は、3月の県沖地震の影響で臨時運行が続いていた東北新幹線が通常ダイヤでの運行を再開。また今年は東北新幹線の開業40年、日本の鉄道開業150年でもあり、9市町村で構成する「ふくしま県南観光推進協議会」がJR東日本の協力で作った。
完成披露会で同協議会会長の鈴木和夫・白河市長は「新型コロナはいずれ終息する。観光客の皆さんには、アートを見てワクワクした気持ちになって県南各地を訪れてほしい」と話した。