物価高受け、大阪市が上下水道の基本料金3カ月分を減額

寺沢知海
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 大阪市は27日、ウクライナ情勢を受けた物価高などに対応する生活支援策として、上下水道の基本料金分を8月の検針分から3カ月間、減額すると発表した。

 対象は市内すべての個人・事業者の契約で約169万件。上水道の基本料金(月935円)と、下水道使用料(605円)が全体の料金から減額される。一般家庭では3カ月で計4620円安くなる。影響額は約80億円で、5月の市議会に関連する補正予算案を提出する。

 松井一郎市長は「様々な物価が上昇している。家計の月々の固定経費を何とか抑えられるように実施したい」と話した。(寺沢知海)

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