掛川・和田岡小5年生が田植え体験

長谷川智

 掛川市吉岡にある和田岡小5年生の27人が14日、学校近くの水田で田植え体験をした。約40年続く伝統行事で、児童はひざ近くまで水につかりながら歓声を上げていた。

 和田岡地区は茶やコメ作りが盛んで、茶の作業が忙しくなる前に終える田植えは、県内でも早い地域で知られる。地元の「米作り体験学習保存会」が指導し、JA掛川市が協力。苗を手にした児童は、あらかじめ決められた間隔に従って2~3本ずつ土の中に植えていった。

 自身も小学生時代に体験したという保存会の桑原聡史会長(47)は「コメを作る楽しさや食べ物の大切さを知り、後継者に育って欲しい。できるだけ長く続けたい」と話していた…

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