巡洋艦「モスクワ」沈没は「ロシア軍に大打撃」 米国防総省報道官

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ワシントン=清宮涼
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 ロシアの黒海艦隊の旗艦であるミサイル巡洋艦「モスクワ」の沈没をめぐり、米国防総省のカービー報道官は14日、CNNの番組で、沈没の原因は独自に確認できないとしつつも、ウクライナの対艦ミサイル「ネプチューン」による攻撃との主張は「妥当で、ありうる」と指摘した。

 カービー氏は、「黒海艦隊には大きな打撃だ。能力に影響を与える」との見方も示した。

 また「モスクワ」の船員が他の船に避難したことを確認したが、何人かはわからないと指摘。犠牲者が出ているとみているという。

 国防総省によると、ロシアの…

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この記事を書いた人
清宮涼
アメリカ総局
専門・関心分野
外交、安全保障、国際政治
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    パトリック・ハーラン
    (お笑い芸人・タレント)
    2022年4月15日10時33分 投稿
    【視点】

    現段階でウクライナ国内で戦っているウクライナ兵とロシア兵はほぼ同じ人数。対等な兵力であるぶんだけ、「戦意」の差が勝敗のカギとなりうる。そこで、510人も乗る、国会の戦略本部となる旗艦である巡洋艦の沈没による「軍事力定価」の上、ロシア兵の士気

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