江戸川区花火大会、今年も中止 新型コロナ対策「条件満たせず」

抜井規泰

 江戸川区などでつくる江戸川区花火大会の実行委員会は14日、8月に予定していた大会を中止すると発表した。実行委によると、国や東京都が示す新型コロナウイルス感染防止対策のうち、観客の密集回避や連絡先の把握などの条件を満たせないと判断したという。

 毎年8月初旬、江戸川の河川敷で行われており、打ち上げる花火の数は全国有数を誇る。同じ日に、江戸川対岸の千葉県市川市側では「市川市民納涼花火大会」が開催されており、前回開催された2019年の大会では、江戸川区側と市川市側を合わせて約139万人(主催者側発表)が詰めかけた…

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この記事を書いた人
抜井規泰
さいたま総局
専門・関心分野
大相撲、江戸文化、東京防災、荒川防災、東京大空襲、魚河岸