東大、ウクライナ侵攻で影響受けた学生らを受け入れへ 渡航費も補助

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編集委員・増谷文生
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 東京大学は30日、ロシアによるウクライナ侵攻によって教育や研究を続けられなくなった学生や研究者を、一時的に受け入れると発表した。来年3月末まで、まずは数十人程度を受け入れるとしている。

 対象は、侵攻によって安全に学ぶ場や研究の場を確保できなくなった学生や研究者で、国籍は問わない。学生については、学位を与えない非正規生として東大の教員が研究指導を行う。研究者は原則無給で、取り組んでいる研究を継続できるように支援する。東大のサイトに掲載されている大学院研究科や研究所の特別プログラムに申請し、審査を通れば支援を受けることができる。

 受け入れる学生や研究者には…

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この記事を書いた人
増谷文生
論説委員|教育担当
専門・関心分野
教育(主に大学)、運輸
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