「野党共闘」やっと始動 立憲が3党首と会談 国民民主の扱いは…

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横山翼 神沢和敬 南彰
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 立憲民主党泉健太代表は18日、共産、れいわ新選組、社民の3党党首と国会内で個別に会談し、参院選1人区での「候補者調整」を申し入れた。昨年の衆院選敗北で暗礁に乗り上げた「野党共闘」がようやく動き出すが、衆院選のような政権枠組み合意は結ばず、地域限定となる見通しだ。

 泉氏は3党首との会談後「立憲は中道政党だが、1人区は野党が複数立候補すると、与党候補になかなか勝てない。候補者調整を行っていきたいと申し入れた」と記者団に語った。

 この日、最も時間を割いたのは2番目に会談した共産の志位和夫委員長。

 冒頭の記者団の写真撮影では言葉を交わすことはなかった。だが、その後の非公開の会談は次のれいわ山本太郎代表との会談開始時間を過ぎても終わらず、20分超続いた。

■「前進だ」共産は評価…

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    千正康裕
    (株式会社千正組代表・元厚労省官僚)
    2022年3月21日15時10分 投稿
    【視点】

    各政党の基本的なスタンスが違う中での野党側候補者一本化は、国民の目線に立っても分かりにくいし、それぞれの政党としても非常に難しい判断なのだろう。 なぜ基本的なスタンスが違うにもかかわらず、候補者を1本化しないといけないかといえば、いち

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