偽りの求人、なぜ流通 インディードや求人ボックス「確認難しい」

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長島一浩
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 インターネット上に掲示された求人企業の募集内容と勤務実態との乖離(かいり)をめぐるトラブルが増えている。

 昨年6月の厚生労働省の人材サービス利用に関する調査では、回答した求職者の1072人のうち、過去3年間に求人メディアなどを利用してトラブルがあったと66・8%が回答した。求人内容と実際の就業条件が違うという答えが4割で最も多かった。

 虚偽の求人情報は、なぜ流通してしまうのか。

 プラットフォームとなってい…

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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2022年3月25日11時33分 投稿
    【視点】

    ■求人詐欺粉砕のシュプレヒコールを断固として爆音で響かせよう  約20年前、転職情報誌『とらばーゆ』の編集部にいた頃、深夜残業中に電話がかかってきた。男性からだった。交際相手が掲載された求人広告を見て転職をしたところ、掲載内容と担当する仕

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