米国防総省の高官は10日、ロシア軍がウクライナの首都キエフに向けて再接近を始め、中心部まで15キロの地点に迫っているとの見解を示した。ロシア軍は1週間ほど大きな前進ができずに停滞していたが、再び首都包囲に動き出した模様だ。ただウクライナ側も強く抵抗している。
高官によると、ロシア軍は北部から進軍し、東西を取り囲むように複数の方向からキエフに迫っている。キエフに北西方向から近づく部隊は24時間で5キロほど前進した。また北から迫る部隊も、キエフへの途上にある郊外のチェルニヒウを包囲。ウクライナ軍も抵抗し、激しい戦闘が続いているという。
一方、ウクライナ当局は同日…
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