豪華寝台列車「瑞風」が来る 岡山の観光地、初の周遊コース
高橋孝二
JR西日本は7月、豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」で県内観光地をメインに周遊するコース(1泊2日)を初めて運行する。県内の自治体や同社などが7~9月に行う観光企画「岡山デスティネーションキャンペーン」を記念したもの。3月3日午前10時から発売する。
列車は7月2日午前に京都駅を出発し、山陽、伯備線などを経由して午後4時18分に新見駅に到着。専用バスで移動し、津山市内で宿泊する。翌3日は朝から同市の鶴山公園や、真庭市の勝山町並み保存地区、高梁市の吹屋地区をめぐり、岡山駅から新大阪駅へ戻る。
瑞風は、引退した「トワイライトエクスプレス」の名を受け継ぎ、2017年にデビューした豪華寝台列車。今回の料金は京都、新大阪駅発で1人24万~27万円。予約は日本旅行おとなび・ジパングの専用ダイヤル(0570・666・631)。