三岐鉄道の女性キャラに運転士バージョン登場 三重

黄澈

 「わたし、運転士になりました――」。3年前、三岐鉄道北勢線の駅員という設定で登場した同社の女性キャラクター「楚原れんげ」に、新たに運転士姿の新デザインが加わった。東員駅などに等身大パネルを設置し、記念グッズの販売も始まった。

 楚原れんげは、玩具メーカー「トミーテック」が各地の鉄道広報用に展開している「鉄道むすめ」の一人。2019年の登場以来、北勢線・東員駅の駅務係の設定で活躍してきた。

 一方、三岐鉄道の鉄道部門では、契約社員も含めて約20人の女性が駅員だけでなく、様々な部署で働いている。昨年と一昨年には、相次いで2人の女性運転士も誕生したことから、新デザインをトミーテックに提案した。肩から応急手当て用品などが入った乗務かばんを提げ、運転士用時刻表の入った袋を手にした姿は、さっそうとしている。

 記念グッズのキーホルダーには、デフォルメしたデザインを使用。税込み600円(限定500個)で、三岐鉄道本社や西桑名など主な駅で販売している。同社の担当者は「新しい楚原れんげに会いに、北勢線に来て」と話している。

 問い合わせは同社運輸課(059・364・2143)…

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