あらかわ遊園リニューアルをアピール 都電荒川線のラッピング車両で

本多由佳
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 リニューアル工事中の公営遊園地「あらかわ遊園」(東京都荒川区西尾久6丁目)が4月に再オープンするのに合わせ、都電荒川線は園にちなんだイラストをあしらうラッピング車両を運行する。3月から約1年間、走らせる予定という。

 車両1両を「あらかわ遊園号」と名付け、観覧車や「日本一遅いジェットコースター」がキャッチフレーズのファミリーコースターなどの遊具を描く。園内で触れ合えるウマやアルパカといった動物もあしらい、外装、内装ともにぎやかに装飾するという。

 同路線は大塚駅豊島区)、王子駅(北区)などと園をつなぐ。乗客や沿線の住民らにリニューアルをアピールするため、荒川区と都交通局が企画した。野口正紀・区荒川遊園課長は「園に行く道中から、わくわく楽しめるような車両にしたい」と話している。

 3月末までラッピングの資金をクラウドファンディングで募り、1万円以上寄付した先着50組を試乗会に招待する。ふるさとチョイス(https://www.furusato-tax.jp/gcf/1598別ウインドウで開きます)から寄付できる。

 同園は2018年12月から工事で休園していた。区によると、大規模リニューアルは約30年ぶりで、ファミリーコースター以外の乗り物は全て新しくなる。

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本多由佳
首都圏ニュースセンター
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関心分野 地方行政、政治、教育