JR西日本の「銀河」、5月からみたび山陰へ
大谷秀幸
【鳥取】JR西日本米子支社は、長距離列車「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス) 銀河」を、5月6日から9月21日まで山陰方面で運行すると発表した。昨年3~6月の運行以来3度目で、定員は85人。今回も山陰両県の停車駅では、旅を楽しむおもてなしが用意されている。
期間中は、京都と出雲市駅を週2往復程度、夜行列車で結ぶ。切符の販売は4月上旬を予定しているが、日本旅行が企画する旅行商品に限定しており、販売方法などは3月中旬ごろに日本旅行のホームページで発表される。
停車駅での新たなおもてなしは、鳥取県の生山駅の日南町産のトマトジュース販売をリニューアル。同駅と上石見駅の100周年記念ポストカードのプレゼントがある。米子駅では淀江傘の展示や皆生温泉・米子城グッズの販売、大山僧兵太鼓の演奏などが加わった。
島根県の安来駅では新たに、清水羊羹と「安来節屋」せんべい販売がある。松江駅では出雲そばのそば湯をふるまい、特産品の販売も予定している。利用者向けのオプションツアーも新しくしたり、リニューアルしたりした。