IOCがウクライナ侵攻のロシアを非難 「五輪休戦決議違反」を指摘

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北京=遠田寛生

 ロシア軍がウクライナに侵攻したのを受け、国際オリンピック委員会(IOC)は24日、ロシア政府を非難する緊急声明を発表した。

 昨年12月に中国やロシアなど173カ国が共同提案国となって国連で採択された「五輪休戦決議」を無視した動きに、「五輪休戦の違反をIOCは強く非難する」とした。

 今年の2月20日に閉幕した北京五輪の開会式や閉会式で平和や連帯の大切さを強調してきたIOCのトーマス・バッハ会長は、あらためて平和を訴えた。

 IOCはウクライナのアスリートや五輪関係者たちの身の安全を案じ、タスクフォース(作業部会)を立ち上げたことも発表した。今後は状況を見守りつつ、必要に応じた措置をしていくという。

 「五輪休戦決議」は五輪開幕…

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