米NY株が464ドル下落 11カ月ぶり安値に ウクライナ懸念続く

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真海喬生 細見るい
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 米ニューヨーク株式市場で23日、主要企業でつくるダウ工業株平均が前日より464・85ドル(1・38%)安い3万3131・76ドルで取引を終えた。終値としては昨年3月末以来、約11カ月ぶりの安値となった。ウクライナ情勢の緊迫化が続いており、投資家のリスク回避の動きが広がった。ダウの下落は5営業日連続で、下げ幅は計1800ドルを超えた。

 前日までの株価下落を受け、23日のダウは小幅に反発して取引が始まった。だが、バイデン米政権がロシア産のガスをドイツに運ぶパイプライン「ノルドストリーム2」(NS2)の運営会社や幹部に経済制裁をかけると発表。ロシアがウクライナに本格侵攻する懸念も強まっている。今後、情勢がさらに悪化することへの警戒から、ダウは大幅な値下がりで取引を終えた。

 24日の日経平均株価も一時…

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