たま神社、宮司はどのネコに? 候補は沿線ネコ駅長、御利益に期待

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高田純一
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 三毛猫の「たま駅長」で知られる和歌山電鉄貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市貴志川町神戸)構内にある「たま神社」に宮司をおくことになった。沿線駅長を務める猫たちから選ぶ。発表日は、2022年2月22日。2(ニャン)が六つも並び、干支(えと)がネコ科の寅(とら)とあって「猫パワー全開の日」と同電鉄はその御利益に期待している。

 たま神社は、2015年に16歳で死んだ初代たま駅長がまつられ、貴志川線を見守っている。たま駅長が課長に相当するスーパー駅長から執行役員、常務、社長代理と、とんとん拍子に昇進したことからファンの間では出世の神様といわれているとか。また、たま駅長が生きているとき、前脚をそろえるとハートの形に見えたことから「恋愛もかなう」なんて話もあったという。

 神社が鎮座して以来、宮司はいなかった。貴志駅長の「ニタマ」、伊太祈曽駅長の「よんたま」たち「社員猫」から選ばれる。

 貴志駅では16日、ニタマが…

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