国交省統計不正「GDPのためでは」 社民・福島氏 

社民国交省の統計書き換え問題

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社民党福島瑞穂党首〔発言録〕

 (国土交通省が基幹統計の集計データを書き換えていた問題について)本当に私たちが前提としている国の統計は一体何なのか。

 8年前というと、ちょうど安倍政権の時だ。基幹統計はGDPの算出などに使用されている。結局、「GDPは上がっている」と言うために、基幹統計を書き換えたのではないか。「アベノミクスは成功している」ということを役所は手伝う、あるいは、忖度(そんたく)なのか分からないが、なぜ書き換えたのか。誰が命じて、誰が始めたのか。誰が知っていて、今までなぜ放置していたのか。党としてしっかり追及していく。

 重要な統計が間違っていたら、私たちはGDPは増えているのか、減っているのか、どうなのか、間違った前提で、まさに国の政策、社会の政策を議論するわけで、本当に問題だ。(国会内の記者会見で)

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