地元大学生が小樽に交流の場 「私たち、街に背を向けていない?」

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鈴木剛志
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 北海道小樽市小樽商科大学の学生たちで作るベンチャー企業が、市内の繁華街にあるビルにコミュニティー施設をオープンした。小樽商大の学生は札幌から通学する人が多く、生活の中心も札幌だ。施設を作ったきっかけは、地元の学生として小樽の街や人と、深く付き合っていきたいという思いからだった。

 飲食店が軒を連ねる小樽市花園地区の「花銀通り」。通りに面して建ち、薄緑色の壁が目を引くビルが「コミュニティーベースTug―B(タグビー)」だ。

 ビルは4階建てで、1階には卓球台やソファが置かれている。大人数でも入れそうな空間だ。12月からシェアハウスの入居者を募集しており、ゆくゆくは小樽商大生や市民、旅人が集い、語らい、創造する空間づくりを目指している。

 「来年4月までにはここをカ…

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