コロナ禍でネット・ゲーム依存1.5倍以上に 感染者はリスク高め

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矢田文
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 新型コロナウイルスの影響で、ネット依存・ゲーム障害の傾向を示す人の割合が増加しているとする調査結果を、KDDIと国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などの研究チームがまとめた。コロナ感染者は非感染者よりも依存リスクが高いこともわかった。

 世界的に使われているネット依存とゲーム障害の評価スケールを使って、全国の20~69歳の男女約5万人を対象に調査。このうち約4千人は、新型コロナ流行前(2019年12月)と比べ、コロナ禍(20年8月)での依存度合いがどう変化しているか調べた。

 ネットの使用を優先し、利用時間などを自分では制御できない「ネット依存」の傾向を示す人の割合は7・9%から11・6%と1・5倍に増えた。平日と週末の両方で、スマートフォンの利用時間が増えると、ネット依存の発症リスクが高まる傾向もみられた。

 総務省の調査によると、緊急…

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