立憲民主党の枝野幸男代表は9月30日、共産党の志位和夫委員長と国会内で会談し、次の衆院選で立憲が政権を取った場合、一部の政策の実現について「限定的な閣外からの協力」をすることで一致した。両党が政権の枠組みを示したのは初めて。合意を踏まえ、両党は小選挙区の野党の候補者一本化を加速させる。
立憲と共産、社民、れいわ新選組の野党4党は9月8日、野党共闘を呼びかける市民団体「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)と、安保法制の廃止や消費税減税など20項目の政策で合意している。
これを踏まえ、枝野氏と志位氏は30日の会談で、①衆院選で政権交代をめざす②共産は市民連合と合意した政策を実現する範囲で限定的な閣外からの協力をする③両党が候補者を一本化した選挙区で勝利をめざす、の3点で合意した。
立憲の枝野氏はこの日、国民…
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