河野氏のブロック、何が一番怖い? 実際にブロックされた芸人が語る
自民党総裁選では、候補者の河野太郎行革相がツイッターで特定の人からのアクセスを制限する「ブロック機能」を多用することが議論になった。「誹謗(ひぼう)中傷されたりすると、遠慮なくブロックしている」とする河野氏だが、ワクチン接種の状況など公務に関わるものも投稿し、フォロワーは240万を超える。公人のトップになろうとする人のSNSの使い方として、何が問題なのか。自身も河野氏にブロックされた経験がある「時事芸人」のプチ鹿島さんに聞いた。
――河野氏の「ブロック」をどう見ていますか。
河野さんは「実際に道などで通りすがりに見知らぬ人を罵倒するようなことはやらないと思うが、SNS上ではそういうことがかなり頻繁に起きている」などと説明しています。礼節を大事にと。直接誹謗中傷されたり罵倒されたりしたら、政治家だってブロックしてもいいと個人的には思う。
ただ一つ、河野さんはごまかしていることがあると思うんです。
プチ鹿島さんが思う「ブロック問題」の本質とは。11年前にトークライブで共演しながら、昨年河野氏にブロックされた経緯とともに語ります。
それは何かというと、エゴサ…
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- 【視点】
「エゴサブロック」が一番の問題だとの指摘はその通りだと思います。 私もTwitterを使っていますが、自らのつぶやきが読者にどのように受け取られているのかは、やはり気になります。だからたまに「エゴサーチ」をするのですが、そこには好意的
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