マツモトキヨシ裁判、特許庁が上告断念 審判の差し戻しが決定

有料記事

編集委員・後藤洋平
[PR]

 ドラッグストア「マツモトキヨシ」のテレビCMなどで使われるフレーズの音の商標登録申請が特許庁に拒絶されていた問題で、特許庁は13日までに、知財高裁が出した判断を受け入れ、上告を断念する方針を固めたことが分かった。朝日新聞の取材に対し、同庁が明らかにした。知財高裁はマツモトキヨシ側の主張を認めていた。

 商標法は「他人の氏名」を含む商標を登録できないと定めており、裁判での争点は「マツモトキヨシ」の音が同じ読みの別の人物を連想させるかどうかだった。

 特許庁側は同じ読みの複数の…

この記事は有料記事です。残り452文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
後藤洋平
編集委員|ファッション・メディア・文化担当
専門・関心分野
ファッション、メディア、文化