報酬10万円、賠償は1千万円超 「安易に関わって…」

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吉沢英将 赤田康和
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 映画を無断で短く編集した「ファスト映画」を公開したとして、宮城県警著作権法違反容疑で書類送検された20代の男性が、賠償金を支払うことで映画会社1社と和解したことが、関係者への取材でわかった。

 この事件で摘発された5人のうち1人。ナレーター役をつとめていた。10万円の報酬は得たというが、1千万円以上の賠償金を背負うことになった。取材に対して、事件に関与していった詳しい経緯などを振り返って明かした。

 関係者によると、映画会社と和解したのは川崎市のアルバイトの20代男性。和解は7月15日に成立した。

 男性は、ファスト映画をユー…

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この記事を書いた人
赤田康和
大阪社会部|災害担当
専門・関心分野
著作権法などの表現規制法制とコンテンツ流通、表現の自由