赤田康和

大阪社会部 | 災害担当
専門・関心分野著作権法などの表現規制法制とコンテンツ流通、表現の自由

現在の仕事・担当

石川県輪島市など能登半島地震の被災地を歩き、ニッポンの現在と未来に思いをめぐらせる日々です。著作権法制とその現場の取材は約20年にわたるライフワークです。

バックグラウンド

日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権料を徴収する動きを特報。ヤマハなど音楽教室側が部分勝訴するまでの訴訟の取材も担当しました。JASRAC職員による「潜入調査」の記事は注目を集めました。現代詩の取材も長く担当し、東日本大震災後にはデジタル特集「ことのは311」を展開しました。

仕事で大切にしていること

朝日新聞綱領」で掲げる「言論の自由を貫くこと」「民主国家の完成への寄与」が大切だと思っています。というと大げさですが、民主制を機能させ、成熟した市民社会をつくるには、権力機関が独占する情報や現場のファクトを世に伝える必要があり、アリのように、無力でもこつこつと取材したいと思っています。アリと比べて怠惰な自分に腹が立つことばかりですが…。

論文・論考

  • 『音楽教室からの著作権料徴収 「正義」に猛進するJASRAC : 知財高裁判決』(朝日新聞出版「Journalism」373号 2021年6月)
  • 『大岡信、詩人とその素顔』(思潮社「現代詩手帖」2020年~2021年)
  • 『フェイスブックを取材で本格活用 「しゃべりたい」新たな読者像を発見 (特集 ソーシャルメディア報道の最前線)』(朝日新聞出版「Journalism」275号 2013年4月)
  • 『詩句が発せられる瞬間に立ち会う』(思潮社「現代詩手帖」2012年3月)
  • 『新政権で著作権政策はどう動く』(フジテレビのメディア研究誌「Aura」2009年12月)
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