メッセージで支えて 伊賀鉄道が「つり革オーナー」募集
江湖良二
伊賀鉄道(三重県伊賀市)は、列車内のつり革に自由にメッセージを書き込んでもらう「つり革オーナー」を募集している。コロナ禍のあおりで、経営に苦しむなか、「まくら木オーナー」に続いて、市民に支援を求める。
つり革は、さや部分の表裏に、オーナーの名前とメッセージそれぞれ12文字までを印刷したシール(縦11・5センチ、横2・5センチ)を貼る。内容は公序良俗に反しない限り自由で、名前はグループや会社名でも可。絵や写真は使えない。
オリジナルカラー列車とふくにん列車「伊賀の四季」号に11月から1年間、計156口を掲示。掲示終了後、つり革は消毒し、オーナーに渡す。
1口1万5千円で、何口でも応募できる。先着順で、伊賀鉄道ホームページからダウンロードした申込用紙を郵送(〒543・0071大阪市天王寺区生玉町3の10 株式会社アド近鉄 総合開発本部 伊賀鉄道つり革オーナー係宛て)するか、メール(igatetsu-owner@ad-kintetsu.co.jp)で申し込む。31日まで。問い合わせは伊賀鉄道鉄道営業部(0595・21・0863)…