看護官ら5人「入院待機ステーション」で支援活動 沖縄

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う沖縄県からの災害派遣要請を受け、陸上自衛隊第15旅団は12日午前、災害派遣部隊の編成完結式を陸自那覇駐屯地で開いた。

 県が本島内で運用する、入院調整中に一時待機する「入院待機ステーション」に、看護官1人と准看護師4人の計5人を派遣する。看護官らは医師の診療補助や検温、血圧測定などの医療支援活動をする。期間は12日から25日までの約2週間を予定。

 式で派遣隊長の伊高賢第15後方支援隊長は「手洗い、消毒や着実なガウン着用などの基礎動作を徹底していただきたい。一人でも感染すると、入院待機センター全体の運営に多大な影響を及ぼすということを肝に銘じて、一人一人、緊張感をもって活動してほしい」と訓示した。

 看護官の木村寿希看護班長(27)は「コロナウイルスがまん延している中、感染拡大防止のため携わることができ大変光栄に思っている。微力ではあるが、沖縄県の皆さんのためにお役に立てるよう頑張りたい」と抱負を述べた。(沖縄タイムス)

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