自民、臨時国会の召集を拒否 野党は「憲法違反」と批判

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 自民党森山裕国会対策委員長は31日、立憲民主党安住淳国対委員長と国会内で会談し、野党が憲法53条に基づいて求めていた臨時国会の召集に応じない考えを伝えた。野党側は「明白な憲法違反」(立憲の枝野幸男代表)と批判を強めている。

 立憲など野党4党は7月16日、憲法の規定に基づいて、臨時国会の召集を求める要求書を大島理森衆院議長に提出。政府・与党が召集に動かないため、安住氏が8月26日に、新型コロナ対策で予備費を積み増す補正予算案を通すための臨時国会を9月7~16日に開くよう森山氏に求めていた。政府・与党は、補正予算案の審議を衆院選後に先送りする考えだ。

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